今夜のような東京のライブではあまりDJがプレイするのを見たことがない。だから僕たちがライブハウスに着いた時、DJがプレイしていたのは嬉しい驚きだった。今夜のオーガナイザー、The MooKeeSのメンバー達がDJをしていて、しかもプレイしているのはマイナーな60'sのフリークビート。The MooKeeSの彼らが音楽を愛していることは明らかで、ライブハウスにますます人が入ってくることも明らかであった。The Mercyはエキサイティングだ。シャープなスーツ、もっとシャープな髪型、タイトでギザギザしたギターサウンド。ステージでプレイするときの方が、曲を書いているときよりもエキサイティングであること間違いなし。でも時々The Clashがレゲエをしているような音を出しているときもあって良かった。多分彼らは正しい未来へのヴィジョンを持っているんだと思う。
再びDJセッションがもうすぐ始まるけど、その前にテリー島村グループがステージに上がり、彼らのロカビリー/サーフギターミュージックが僕らにダンスを続行させる。テリー島村グループは楽しんでいるようだったけど、彼らの音楽は心地よすぎて面白みには欠けていたのかも
The Pebblesの自主制作的なデビューアルバムが出てからもう10年たった。ということは、彼女たちは今や独自の完全なる音楽スタイルの確立に近づいているにちがいない。彼女たちの音楽スタイル―それは元気一杯で、チャーミングな60'sの影響を受けたギターポップサウンド。つまり1回聴いてナイスだと思えるけど、そこまで深く染み込むことはない。彼女たちはプレイ中終始ハッピーで、いい雰囲気をかもし出していた。でももし君がもうちょっと濃いものを求めているのなら、じゃぁまた別の何かを見ること。
じゃあ他の何を見るかって?それはThe MooKeeSだろう。彼らが数々の音楽的なこだわり・ルールみたいなものを持っているということがすぐにわかった。だけれど、このルール・こだわりにあえて挑戦することで、逆にエキサイティングなテンションをうみだす。その結果、彼らの音楽はラウドで非妥協的でかつ原始的で基礎的なのである。ひどく厳しい60'sの思考のもとでも、The MooKeeSはヒッピーなかわいいフラワー・パワーなんかで時間を無駄になんかしない。彼らは音楽のインスピレーションをThe Downliners Sect、The Misunderstood、The Shadows Of Knightから得ているのである。ほとんどの曲の芯の部分はベースとギターが一緒に奏でるところ。前後にベースとギターがリフを交互に弾き合い、呼応するようなスタイル。まるで催眠術のように。彼らのプレイはパワフルで頭に蹴りをくらった様な衝撃、もしくはたっくさんの本当に強いアルコールを一気に飲み干したような感じだった。バンドネームはキュートに聞えるけど、実際はそうじゃないんだな。 -Translated by Kaname, Jun.20.04
|